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Eclatez
思いついたらメモ。その程度。定期的な更新なんてありえない。
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雀蜂
 中途半端な夢を観た。一種のパニック映画の様な物。
話はよく解らない。というか、記憶に残ってるシーンが断片的過ぎてて・・・
その断片に、少しだけ付け加えて書いてみる。

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 朝の何時だろうか?時計が無く確認できない。ブ~ンという耳障りな音で目が覚める。

ただ、周囲に密生している杉の木の上のほうから40度の角度くらいで日光が差し込んでいるのが見える。
いわゆるレンブラント光みたいな感じ。いや、レンブラント光は雲間から地上に斜めに差し込んでくる
光線を指したものだから厳密には違うなと、口元で軽く笑いながら腰をあげる。

あたりを見回してみる。小さなログハウスの集落だ。いや、キャンプ用の小屋か?
人の生活音がアチコチで聞こえてくる。
母親の子供をしかる声、子供の返事の声、悲鳴にも似た甲高い笑い声。
それに加えて食器等がぶつかる音や、水をバシャバシャと叩く音や、どこかで聞いたような
カントリーミュージックまで聞こえてくる。

ふと自分のことが気になる。なんでココにいるんだ?そう思いながら、自分の服装を確認してみる。
少し汚れた白いTシャツの上に牛革のジャケット、白くすすけたジーパンに白いナイキのスニーカー。
靴下はグレーのちょっと厚手の物。これは俺が普段着ている服装では無いな…と。

鏡が無いから顔がどうなってるのか解らない。髪を手でなでてみる。うん、コレは同じ。
俺が知ってる俺の髪。髪型がどうなってるのかは、気にならなかった。
そこの存在してるだけで満足だ。まぁ普段から寝癖が付いたりしてても一考に気にしていないが。

それから体を動かしてみる。はたから見ればラジオ体操でもしているように見えるかもしれない。

ラジオはないけど。

怪我も異常もなし。五体満足の様だ。
ただ、少し足の裏の下にあるはずの地面を感じないのが不思議ではあるが。

再び周囲に目を移す。ログハウスいがいには古臭い井戸が一つ、そして多分共同トイレと思われる
細い煙突が付いた小屋と、その小屋の2倍程度の大きさの小屋が少し離れた所にある。
外にマキが積み上げてある所を見ると共同浴場の様子。

村の周囲は、初めに見たとおり杉の木が密集している。背が高く杉の木の先端が見えないだけでなく、
空も見えない。

木と木の間は非常に狭く、子供が横になっても通り抜けられそうに無い。
この杉の木がログハウスの周りをぐるっと囲っている。まるで刑務所の様だ。

ログハウスの一つから、老人が一人出てきた。とっさに背を向けて歩き出した。

なんとなく見つかるのが怖かった。

また声をかけられても、自分の事を説明できる自身が無かった。
歩きながら、すぐにしまったと悔やむ。自分の説明は出来ないが、相手にココはどこだと聞くことが
出来るかもしれなかったなと。

結果的に老人に呼び止められる事はなかった。なんとなく寂しい気もした。

ぶ~ん

俺を目覚めさせた、耳障りな音が聞こえてきた。まるで「蚊」の羽音のようでむず痒くなってくる。
いや、「蚊」なんかと違う。遠くから聞こえてくるのに遥かに「蚊」の羽音よりでかい音なのだ。
足が止まる。胸騒ぎがしてくる。

俺はまたログハウスの方へ向かった。さっきは歩いていたが、今度は駆け足だ。
息が切れるがきつくは無い。空気の濃度が濃いのか?などとつまらん事を考える。
思っていた以上にログハウスから離れてたのか、なかなか辿り着けない。

あと10m程で、さっきの老人が出てきたログハウスという所で、呼び止められた。
いや声は聞こえなかった。しかし、俺は驚いて振り返った。
そこには、一人の女性が立っていた。逆光になってて顔が解らない。
とりあえず頭を下げて挨拶をしようとした時、彼女が俺に覆いかぶさってきた。

そのまま、二人して落ち葉の上に倒れこむ。
倒れると、彼女は周囲の落葉を自分と俺の上に寄せ集め身を隠そうとしている。
疑問に感じながら、彼女を手伝う。その時、例の羽音が急に大きくなった。


黒い塊が宙を飛んでいるのが見えた。目を凝らしてみるとそれはスズメバチの群の様に見える。
物凄く大きな塊である。そして、塊は1つだけじゃない。奥のほうに2つ、森の方向からも3つ、
上の方からは5つか6つ飛んでいる。

とっさに彼女を下にして、守ろうとしようとしたが逆に俺の方が押さえつけられていて身動きが取れない。
「じっと」
彼女の声だ。今はじめて聴いた。

黒い塊がログハウスの一つに突っ込んでいく。
ログハウスの壁にぶつかると、ログハウスを包み込むように広がって行く。

「パリン」ガラスの割れる軽い音。そこに吸い込まれるスズメ蜂たち。

ドアから黒い塊が飛び出す。さっき見た塊より密集している。そして、一回り大きくなっている。
その塊を見ると中心に人影がみえた。さっきの老人か?

黒い塊は宙を飛び続けている。中心の人影は次第に小さく丸くなっていくように見える。
その塊は真上を通過した時、血と5mm程度に切り刻まれた肉片が降って来た。

目を閉じる事ができなかった。

黒い塊は肉団子と化した、かつての老人を杉の木の向こうに運んでいった。
他の黒い塊たちも次々とログハウスへ飛び込んでいく。

羽音意外の音は聞こえない。1つ、また1つとログハウスから黒い塊が飛び出す。
飛び出した黒い塊は小さな肉団子が出来るまで、ログハウスの上を何回も周回している。

じっと耐えた。なんどか真上を通過する黒い塊があり、そのたびに血の雨と肉や骨の細切れを落としていった。


最後の黒い塊が杉の木の間に消えて10分ほどの時間だったようにおもう。
急にあたりがシーンとした。静かすぎて耳がキーンとなっている。
覆いかぶさってくれてた女性をみた。
今まで黒い塊に目を奪われていて、女性の事など見ていなかった事に気づく。

「大丈夫か?」体は大丈夫かもしれないが、精神的には相当まいっている事が推測される。

返事はなかった。彼女の肩に両手をかけ彼女を起こし、自分も起き上がる。


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と、ここで目が覚めました。肝心なラストが・・・どんなオチが待っていたのか?
とても気になります。
良くあるパターンで言えば、

1.彼女の背中にはポッカリ穴が空いていて、既に事切れている。「俺」は気が狂ったように出口を探す。
 杉の木を倒してでも外に逃げようとする。外の世界って?いや、今いる空間って?
 ログハウスの中に残された物(ヒント)を探す。
2.彼女は生きてはいるが、放心してしっまっている。井戸で水を汲んできて介抱する。
 気が付いた彼女にこの空間の事や、外の世界の事を聞く。

なーんて事にならなければ、夢としてはけっこう面白い作品になったかもしれませんね。
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