Eclatez
思いついたらメモ。その程度。定期的な更新なんてありえない。
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幽霊探偵からのメッセージ アリス・キンバリー著/新井ひとみ 訳 読了
 「おれは私立探偵ジャック。いや、
 正確に言うと、ジャックの幽霊だ」
 なんて面白くない冗談――自分の
 経営するミステリ書店で売れっ子
 作家が急死。そして今度は幽霊の
 ご登場? しかもこの幽霊こそが、
 死んだ作家の描いた主人公、私立
 探偵ジャック!? 半信半疑のまま
 書店主ペネロピーは幽霊の力を借
 り作家の死の真相に迫るが……!?
 頭は切れるが体が動かない幽霊探
 偵と、体は動くが推理がいまいち
 のミステリ書店主の名コンビ誕生!


本屋の文庫本の棚で、一つのタイトルが気になりました。「名探偵のコーヒーのいれ方」がそれです。その著者はクレオ・コイル。

私はコーヒーが好きで、日に何杯も飲んでいます。もちろん砂糖なし。といっても、ほとんど缶コーヒーかインスタントの粉コーヒー。それを薄い濃度で飲むのが好きです。要はアメリカンですね。

誰かが言ったけど、本当のアメリカンコーヒーっていうのは硬度の高い不味い水で、出涸らしのコーヒー豆を使ってるらしいです。オフィスとかの給湯室に設置してあるコーヒーメーカーに朝入れた豆を一日中入れ換える事なく使うそうです。っていうか、入れ換える人も暇もないって事でしょうか?使用される水は水道水。軟水になれた日本人が飲んだら一発で腹を下しそうな水らしいです。
それでもカルキ以外の臭いがしない水ならまだ良いほうで、大概はドブ水の様に臭うそうで、そういう時はシナモンを入れて臭いを誤魔化して飲むそうです。

これをアメリカンと呼ぶ・・・かどうかは疑わしいです。あったとしてもウォール街あたりの証券会社限定だと思うのですが・・・どうでしょう?

で興味を持った理由は、「名探偵のコーヒーのいれ方」っていう題名から、「○○探偵はこういうコーヒーが好きです。レシピはこうです」と書いてあるのか?と勘違いしたからです。そういう本が実際にあれば欲しいですねぇ。

粗筋を読むと普通の推理小説でした。でも装丁が綺麗でイラストもモダンでいつもの自分だったなら、即、購入していた事でしょう。しかし、タイトルの次に気になったのが著者の名前。

クレオ・コイル」知らない作家さんです。著者紹介を探すと、別名でも作品を発表してるのがわかりました。
別名は「アリス・キンバリー」このペンネームは一人の人間を指すのではなく、二人で一つのペンネームでした。エラリー・クイーンみたいな感じですかね?あるいは藤子不二雄。といっても他人同士では無く夫婦で執筆(合作)されているようです。

アリス・キンバリーで作品を探してみると・・・この「幽霊探偵からのメッセージ」が見つかりました。このタイトルは先ほどの「名探偵のコーヒーの入れ方」よりも興味をひきつけます。
自分の大好きな作家さんの作品…有栖川有栖先生の作品「幽霊刑事」が連想されるからです。似た様なシチュエーションの作品を比べながら読むというのは、本を読む楽しみの一つだと思います。すぐに、こちらを購入しました。

※多分、買う順番が変わっただけで、次は「名探偵のコーヒーのいれ方」も購入するとは思いますけれど。

読んですぐに思った事は、トム・ハンクスメグ・ライアンが共演した「ユー・ガット・メール」を観ていて良かった。と言う事。
舞台設定がそっくりで、店や町の風景などの予備知識としてバッチリです。実際は違うのかもしれませんが、背景環境設定を利用する事でストーリーを深く読み解くことが出来ます。
それに横文字の登場人物って、顔のイメージを作ってあてはめて読んでいかないと誰が誰だか解らなくなります。それを助ける意味でも「ユー・ガット・メール」は良い代替資料となりました。
主人公のペネロピーはもうメグ・ライアンにしか思えません(笑)

内容に関してはというと……少し期待しすぎていたかな?という印象ですが、ほのぼのとしたテンポでスピード感は全く無く、普通に楽しく落ち着いて読めました。残念なのはラストの展開と、もう一人の主人公「ジャック・シェパード」の存在が今ひとつ薄い事ですね。シリーズ1作目という事で仕方が無いのかもしれませんけれど。
巻末の解説で、濱村信二先生が二作目の紹介もなさっています。とても面白そうです。

午後のコーヒーを飲みながら読むには最適な一冊であるのは間違いないです。
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