Eclatez
思いついたらメモ。その程度。定期的な更新なんてありえない。
201805<<123456789101112131415161718192021222324252627282930>>201807
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010年宇宙の旅 1982年アメリカ
ーサー・C・クラーク原作のSF映画
2010

監督・制作・脚本:ピーター・ハイアムズ
【キャスト】
 ヘイウッド・フロイド博士:ロイ・シャイダー
 ウォルター・カーナウ博士:ジョン・リスゴー
 ターニャ・カーバック船長:ヘレン・ミレン
 R. チャンドラ博士:ボブ・バラバン
 デビッド・ボーマン船長:キア・デュリア
 HAL9000声:ダグラス・レイン


前作スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」の続編。
2001年は物凄く難解な映画であるにも関らず、映像美とそれを印象付けるクラッシック音楽、リアルなデザインで1970年代の僕を魅了した。
全く意味が理解出来なかった。でも未来への希望や憧れ、そしてソレがもたらすであろうスリルや危険性は十二分に伝わってきて、一目ぼれしてしまった。実際に公開されたのは1968年。その時、僕は4歳だった。だから劇場公開時には観ていない。最初に観たのはTVでだった。20型の日立のカラーテレビ画面に釘付けになった。いまだに、意味が良くわからない。高校生になった僕が友人に尋ねると原作を読めば解るよとアドバイスしてくれた。でもね、映像美に取り付かれていた僕はとても原作本の活字を読む気にはなれなかった。小説を読むのは好きだったけれど、映像と活字は分けていた。今にしてみると、面倒臭くてタダの言い訳だったように思う。
その後、続編である「2010年」が公開された。
その時の自分は高校2年生か3年生だったと思う。ロイ・シャイダー主演というのも物凄く興味をひいた。ロイ・シャイダーといえば「ジョーズ」。僕の大好きな映画の一つだったから。
でも、劇場に足を運ぶ事は無かった。TVでの放映も再放送も見ていない。監督がスタンリー・キューブリックじゃないからって、言い訳を自分にしていた。観たくなくなった理由は単純だった。先に観て来た友人の感想が観に行きたいという欲求を消してしまったからだ。内容はよく解らない。モノリスの正体の謎も解けない。どうやら続編では無く一作目のパラレルワールドっぽい。一作目ほど映像は綺麗じゃない。等々否定的な感想ばかりだった。加えて、特集番組か何かでメイキングシーンの一部を見た。ロイ・シャイダーがペンを空中に静止させるシーン。どうみてもガラスにくっ付けているだけで無重力空間の欠片も感じなかった。僕はそれだけで失望してしまった。2010年という作品は僕の中では存在しない作品になってしまった。
しかし、ある日それが変わった。理由はいまだに良くわからない。まるでチンパンジーがモノリスに手を触れて進化したような感覚。
きっかけは何故か「ミクロの決死圏」。急に古い映画を観たくなって「ミクロの決死圏」を観た。ついでに原作小説も読んだ。昔の作品とは思えないほどの新鮮味を感じた。そして「2001年」はもっと綺麗だったなぁって思い出した。更に、あれ?来年って2010年やんって、思っていたら脳裏に消えたハズの「2010年宇宙の旅」が蘇ってきた。

して今年。ようやく「2010年宇宙の旅」のDVDを手に入れた。鑑賞しました。

先ず、現実の2010年と1984年に考えられていた(憧れていた?)2010年のテクノロジーとの差が面白いと思いました。映像美って程では無いけど充分に綺麗。最近のCGを駆使しているけれど変なSF映画なんかよりも、綺麗で面白かった。やっぱり原作者のメッセージやストーリーの意味は良くわからなかった。ネットを検索してみると、「前作を見ていないと理解出来ないよ」という感想が見つかった。前作が良くわからなくて、その謎解きを続編に求めている人が大多数なのだろうにと苦笑い。
そこでネット検索をやめた。もう少し検索すればもっと深く理解している人の感想やなんかを見つける事も出来ると思う。でもその前にする事が一つできた。

 原作本を読むこと

今の自分になら多分読めると思う。そして少しは理解できるのじゃないかな?と期待もしている。精神的に幼かった僕は最初に映像美に取り憑かれた。そのせいで続編を観るまでに多くの時間を費やしてしまった。今なら2001年宇宙の旅と2010年宇宙の旅をセットで読めると思う。できればさらにその先「2061年宇宙の旅」「3001年終局への旅」まで、足を伸ばしたいと思う。

今の僕にとってのモノリスは書籍なのだから。
2010



≪1799文字/400字詰原稿用紙5枚≫
スポンサーサイト

テーマ:映画 - ジャンル:映画

コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2018 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。