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思いついたらメモ。その程度。定期的な更新なんてありえない。
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メダカの季節?
砂と花粉が飛び交う季節となり、あちこちで桜が咲いているのを見かける。
 水温も12℃~15℃と安定してきている。昨年は6月にメダカを採取してきた。時期としては遅い。那珂川の上流の方にある支流でガサ入れをした。昆虫類や鰌などが採れる。
もちろんメダカの取れるが、ほとんどが天然の黒メダカか外来種のカダヤシだ。どちらもスグにリリースする。天然の黒メダカは絶滅危惧種にも指定された事があるし、カダヤシは法律や条令で飼育する事は禁じられている。
 目的のメダカは「ヒメダカ」だ。天然のヒメダカもいるらしいが、ヒメダカは金魚と同じで、人間によって固定化された種であり、自然界にはいないのが本当らしい。でも、メダカが絶滅危惧種に指定された時に、日本中で慌てた人達がヒメダカを放流してしまった。また、そうでなくても飼育に飽きた人達が放流してしまう事がある。自然の生態系はこうして破壊されていく。
 態系を守ろうなんて気持ちは無いが、メダカを飼ってみたくなって、僕は採取にいった。でも採取するメダカはヒメダカと決めていた。
約2時間ちょっと頑張って、10匹のヒメダカを採取する事ができた。それを自宅に持ち帰り、18リットルの水槽で飼う。水槽を置く場所は屋外。その方が水質を保ちやすい。メダカは金魚ほど飼育水を汚さないので、屋外飼育ならほとんど手間はかからない。飼育水が青水化してしまえば、病気の心配や餓死の心配もほぼ無くなる。ただ、トンボにだけは気をつける必要がある。トンボが水槽で産卵して幼虫であるヤゴが生まれたら、メダカが全部食べられてしまう。昨年は2匹のヤゴを見つけて慌てた。幸いメダカは一匹も食べられずにすんだ。
 ダカを飼い始めて2週間を過ぎた頃。メダカが毎日の様に産卵し始めた。10匹のメダカの内、キリがいい事に5匹がメスだった。それからが大変だった。狭い空間にいるメダカは卵を食べる。自分の卵だろうと他のメダカの卵だろうとお構い無し。なので、産卵し卵をお腹に付けて泳いでいるメダカを取り出して毛先の柔らかい平筆で、卵と魚体を傷つけないようにして採取する。採取した卵はメチレンブルーを極薄い濃度で溶かした溶液に漬ける。受精卵には受精膜が出来ているので、メチレンブルーには染まらない。未受精卵か死卵はすぐに青く染まってしまう。青く染まった卵を捨て、正常な卵を綺麗な水道水の入ったガラス瓶に移す。水温にもよるが、早ければ4日~7日で孵化する。遅い仔は14日かかる。これを毎日繰り返し瓶の中で孵化した稚魚を、稚魚専用の水槽に移す。稚魚を親と一緒にしたら、やっぱり親に食べられてしまうからだ。稚魚のサイズが15mm以上に成長するまで親と同じ水槽に入れる事は出来ない。
うやって、手作業で卵の採取をしていたのだが…数日も続けると、いい加減嫌になった。なにせメダカ達は毎日数匹が卵を産む。
 そこで一計を案じる。今、親がいる水槽と、稚魚の水槽が2つある。使っていないプラケースを持ち出してきて水をはる。ホームセンターに行って、ホテイアオイ草を4株買って来る。
プラケースの水にホテイ草を浮かべる。一株だけ親水槽に浮かべる。メダカ達は、卵をホテイアオイの根に擦り付ける習性を持っている。そのまま1週間放置し、親水槽のホテイ草を稚魚水槽に移動する。ホテイ草には卵がたくさんついている。食べられた卵もあるだろうが、それでもかなりの量が付いている。親水槽には新しいホテイ草を浮かべておく。一週間経ったら、親水槽のホテイ草を稚魚水槽に移す。稚魚水槽には既に何匹かのメダカの稚魚が生まれている。稚魚水槽のホテイ草は2株になった。更に1週間後、同じことを繰り返す。稚魚水槽のホテイ草は3株になっているが、最初の株は稚魚水槽に移って2週間経っている。孵化できる卵はほとんど孵化しているはず。さらに1週間後に親水槽のホテイ草を稚魚水槽に移動し、稚魚水槽で3週間たったホテイ草を親水槽へ移動させる。これを、10月頃まで続けた。9月以降の卵はほとんどが未受精卵らしく、稚魚は増えなくなったが。
それでも、稚魚の数は大変な物になってしまった。稚魚のサイズもイロイロで、親と変わりが無いまでに育ったのもいる。そういう大きな稚魚を放置していると、小さな稚魚が食べられてしまう。
5mm以上になれば親水槽に移しても良いのだが、なんとなく気が引けた。幸いプラケースが空だったので、そこに15mm以上の稚魚を移す事にした。だが、今いる15mm以上の稚魚を移してしまった後は、大きくなる稚魚がいなくなってしまった。水温が季節と共に下がってきたせいか、成長が止まってしまった様に思える。そのまま、冬を越してしまった。6mm以下の稚魚は、普通屋外で冬を越すだけの体力を持ち合わせていない。多分、この冬で多くの稚魚が命を落とす事になるのだろうなと思いつつ、自然にゆだねる事にした。毎日、卵を産み続けた親も、多分冬越しできないだろうと思っていた。が、結果親は全て無事に冬越しできていた。しかも5cmくらいにまで大きくなっている(笑)
大きな稚魚の方も全員無事。問題の小さな稚魚の方なのだが…水槽を調べても死体は無い。多くの稚魚は生きていた。が、やはり数は減っているように思える。小さな稚魚しかいなかった水槽に、15mm位まで大きく育っているのが何匹かいる。ひょっとして、お前らが食ったのか?と、疑うが調べる手立ては無い。自然界とは凄いね。
多少減ったとは言え、メダカの総数は数え切れない。数えようと思ってもチョコチョコ泳ぐので数えられないというのもあるが。
 して今。春が来て、まもなく初夏がやってこようとしている。また産卵地獄が始まるかと思うと憂鬱である。血が濃くなる事を防ぐには新たにヒメダカを採取してこなくてはならないが、できることなら数は増やしたくない。それに、今、小さな水槽3つに分けているが、これも産卵シーズンが始まる前に大きな水槽か舟に代えて、1つしないといけない。困ったものだ。
 今年、産卵シーズンが始まったら、家の前に「メダカさしあげます」と看板を出そうかと考えている。人間が育てたメダカは自然界に放流してはいけない。それだけは守りたいと思う。


―追記―
 メダカって、静かな場所で飼育して、毎日餌を与えていると、人に良く懐く。水面の下に手の平を入れると手に乗ってくる。とても可愛いが、注意が必要だ。メダカの体温は水温と同じ。人間の手の温度は体温37℃に近い。それでメダカを触ると、メダカが火傷をする事になる。一度火傷をしたメダカは二度と懐かない。メダカと戯れる時は、水温と同じ温度まで、手の温度を下げておく必要がある。


≪2736文字:400字詰原稿用紙7枚≫
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