FC2ブログ
Eclatez
思いついたらメモ。その程度。定期的な更新なんてありえない。
201807<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201809
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
木城ゆきと 著 「銃夢-―Last Order―」 ガリィを作ってみる fig-00
4月になった、新年度だ。昨年は少しでも簡単に、フィギュアが作れると思える方法をホームページにまとめた。今年は、そんな事は考えずに普通に作っている方法でまとめてみようと思う。というのは、単純に同じ方法を掲載しても面白くないだろうから。自分が楽しめなくては意味が無い。

で、何を作るか?が問題だった。適当に自分の部屋の本棚を見ていると、木城ゆきと先生の「銃夢」が目に付いた。そういえば、昔、この作品の主人公であるガリィのフィギュアを作ってみたいなと思った時代があったのを思い出したからだ。
「銃夢」は1990年からビジネスジャンプに掲載された作品で、第一回の表紙を見て一目惚れした作品だった。歌舞伎役者の様な隈取がある少女。その隈取は絵の具では無く金属の地肌。それだけで、当時の僕はセクシーだと思った。ページを捲り見開きのカラーページのイラストがまた良かった。ビジネスジャンプの表紙になっていた少女の体が錆び朽ちた機械で、天使のような羽がついていた。天使の様な羽と言っても赤錆でボロボロになった羽で、真っ白い羽では無い。それがかっこ良く、魅力ある世界の扉に見えた。内容は、いわゆるサイバーパンク格闘アクション。下手な書き方をすれば、ジャンプシステム特有のバトル物と勘違いされそうだが、少し違う。大雑把に言えば、文字通りゴミ溜めの様な地上で、なんとか生きている人が自由を求めて、一歩だけ宇宙へ向けて踏み出す物語だと、僕は思っている。ただ、作者はどう考えていたかは解らない。というのはプレイステーション用のゲームでは、一歩踏み出した後の話も描かれているし、元々の連載も著者の意図で終わらせたとは言い難い事情がある様子。
それでも、僕にとっては「銃夢」のラストは納得のいくものだったし、これ以上のラストは考えられない物だった。2000年になって、事実上の続編である「銃夢 LastOrder」(※以下、LO)の連載が開始し、現在も続いている。僕にとっての「銃夢」とはビジネスジャンプに連載されていた「銃夢」であって、ウルトラジャンプに連載されている「LO」のガリィでは無い。と、いっても、SF作品としての魅力はどちらも劣っていないと思うけれど。
ただ、僕の好みで言えば「銃夢」のガリィの方が好きだ。フィギュアとして作るのなら、バーサーカーボディを手に入れた直後のガリィか、モーターボール時代の絶頂期のガリィが良いなと思っている。
但し、ここで問題がある。多分作れると思うけれど、今の僕の腕では形骸化した「ガリィ」しか作れないと思う。理由は単純。僕の腕が未熟だからだ。昔、モーターボール時代のガリィを作ろうとして頓挫した事がある。どうしても、イメージどおりには作れなかった。あれから時間が随分と立ったが、いまだに自信は全く無い。
 著者には悪いと思うけれど、今回「LO」のガリィを作ろうと思ったのは、「練習」と言う意味が強い。だからこそ、作る過程やその時の考え、手法を記録し、残しておく価値があるのじゃないかな?と思った。他人のためではなく自分のためにだ。少しでも前に進みたいという気持ちは失いたくないと思うから。それが自信に繋がってくれれば良いと思う。

さて、どう作っていくか?去年と一昨年の僕は、2次元の設定画の状態で、省略されたラインを具現化しようとしていた。例えば、デザインの上では鼻が無いキャラクターであっても、鼻を省略しない。鼻が見えない理由を作り、それに基づいて造形していた。デザイン上の省略は、可愛さや綺麗さ、個性を際立たせる物だ。それを造るという事は、可愛くない、綺麗じゃない、個性が乏しくなる、似ていない。という事になる。そこを何とかクリアーする事が目標だった。この試みは、多分、失敗だったと思う。独りよがりな結果になってしまい他人の評価を決して得られない作品となってしまったのじゃないかと思う。第一、造るのに時間がかかって仕方が無い。きちんとしたイメージが無く、設定画を見ながら現場合わせで試行錯誤しているからだ。このままだと一年以上、同じ箇所のモールドを弄っている事もありうる。だからといって、収穫が全く無かった訳じゃないけれど。
今年度は下手糞なりに、もう少し生産性や他人の評価を少しでも多く頂けるような造形を行っていきたいと思う。

で、最近のガリィの画像を切り張りしてイメージを固めていく。
  ガリィ


次に決めるのはサイズだ。出来る事なら40cm以上のガリィを作りたいが、置き場所が無い。現実的に考えて、とりあえず20cm前後かな。イマジノスボディ(※現在は「イマジノスボディ2.0」)であるガリィの身長は157cm位。(ブーツ含む)スケール的には1/8と考えれば、19.625cm。これで行こうと思う。

サイズが決まったら、次はポーズを含むシーン作りだ。これが難しい。
今のLOを読んでいると、ガリィは攻撃的ではなく、「静か」に思える。「動的」では無く「静的」動作の途中を立体化した方が、絶対に映えるのだけど、それだとガリィを表現する事が「僕には」出来ない。
ガリィが相手と戦う時の絵的な表現は…先ず、「静止した構え」そして「踏み込みの第一歩」、途中が抜けて「破壊後の静止した体勢」
「動」は一瞬。下手したら、描かれてすらいない。これは、テンポを良くする為の演出なのだろうなと思う。
あらためて、ガリィのガリィらしさはどこにあるのだろうかと考える。たぶん自分にとってのLOガリィの魅力は「静の力強さ」だと思う。「静の力強さ」って何だろうと思うと、次の動作に移る「直前の構え」。スタートの合図を待っている時の、スターティングポーズだ。
そこで、コミックスの表紙を眺めてみる。
 何故か最初に目に付いたのは12巻の表紙。イラストのタイトルは「猫の妙術」。これはダメだ。イラストとしてみると良いかも知れないけれど、僕の意図には合致しない。原作を読み返してみると、93話「異議なし!」(ウルトラジャンプ2009年10月号掲載)の17ページ目。「後悔させてやる あの時 殺さなかった事を!!」の1コマが一番近い。但し、この時のガリィはあまりにも体勢を低くしてスタートダッシュをしようとしている。立体映えしないと思う…どうしよう?
スポンサーサイト

テーマ:模型・プラモデル・フィギュア製作日記 - ジャンル:趣味・実用

コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2018 Powered By FC2ブログ allrights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。